看護師と患者のためのストレスケア

ストレスケアにつながる日常的なルーティンを決めよう

オンとオフを切り替えるルーティンの取り入れ方

オンとオフを切り替えるルーティンの取り入れ方

仕事モードを終わらせる合図

医療の現場では常に緊張感が求められるため、勤務が終わった後も頭の中で仕事のことを考え続けてしまうことがあります。心身をしっかりと休めるためには、自分の中で業務が終了したことをはっきりと認識するための区切りを設けることが、健やかに働き続けるためのに重要なルーティンとなります。
その日の仕事が終わり、更衣室で制服から私服に着替える動作を「仕事終了の合図」と捉え、その日にあった嫌な記憶も一緒に脱ぎ捨てるイメージを持つのも有効です。物理的に身に着けるものを変えることで、脳に対して仕事の時間が終わったことを明確に伝えるのです。お気に入りの私服に袖を通す瞬間に、意識を職場からプライベートへと切り替えるように努めましょう。このように、着替えという日常の動作に意味を持たせることで、自宅に帰る前に心の重荷を軽くし、自分自身の時間を大切に過ごすための準備が整います。

自宅を本当の休息の場にする

オン・オフを切り替えるためには、自宅を本当の意味での休息の場にすることが大切です。看護師として働く日々の中でストレスケアを行うためには、職場での緊張感や疲れをプライベートな空間に持ち込まない工夫が必要です。心と体をしっかりと休めるための環境を整えることは、翌日の活力を生み出すために欠かせない準備といえるのです。
具体的な方法は、帰宅後すぐにシャワーを浴びたり、メイクを落としたりする習慣を取り入れることです。仕事中の汚れや疲れを洗い流し、清潔な部屋着に着替えることで、脳が仕事の時間が終わったことを認識できるようにするのです。このように帰宅後に完全にリラックスするためのルーティンを作ることで、自宅に入った瞬間から気持ちの切り替えるが可能になります。物理的に身なりを整える動作を積み重ねることで、精神的な重荷を脱ぎ捨て、自分自身の時間を大切に過ごせるようになるでしょう。

眠る前のマインドセット術

寝る前にマインドセット術を取り入れることも、看護師のストレスケアにおすすめです。看護師は日々の業務で強い緊張感にさらされることが多いため、眠りにつく前の短い時間を使って、意識的に心のスイッチを切り替える習慣を持ちましょう。
寝る前の反省会はほどほどにし、失敗や後悔に飲まれず、小さな内容でも頑張ったことやよくできたことに目を向けて自分を褒めることが大切です。前向きなマインドセットを持つことで、脳の興奮を鎮めて穏やかな気持ちで一日を終えられます。また、寝る前のストレッチで看護師特有の体の凝りをほぐし、副交感神経を優位にするルーティンもおすすめです。体と心の両面をリラックスさせることで深い眠りが得られ、翌日の勤務に向けて活力を蓄えやすくなります。

ストレスケアにおける看護師の役割